2024年5月、ChatGPTの無料プランで利用できる機能がいくつか追加・変更されました。
今回は、大きく3つの変更を紹介します。
- マルチモーダル機能の解放: これまで有料プランでのみ利用可能だったマルチモーダル機能が、無料ユーザーにも提供されるようになりました。この機能により、画像やその他の非テキストデータを使ったインタラクションが可能になりました。
- GPT-4の利用: 無料プランでも、従来のGPT-3.5に加え、新たにGPT-4oが利用可能となりました。このバージョンは、特定の回数制限内で無料ユーザーが利用できます。
- 電話番号認証の廃止: 新しいアカウントの作成時に電話番号認証が不要になりました。これにより、登録プロセスが簡素化され、より気軽にサービスを利用できるようになりました。
今回の変更は、無料ユーザーがより多機能かつ使いやすい環境でChatGPTを利用することができるアップデートです。
ChatGPTのマルチモーダル機能とは?
今回無料ユーザーに解放されたChatGPTのマルチモーダル機能は、テキスト入力に加えて画像や音声など複数のデータ形式を処理できる能力を指します。
これにより、ユーザーは画像をアップロードしてその内容について質問したり、音声でChatGPTと会話したりすることが可能になりました。
画像認識機能の使い道
画像を使った情報検索
画像認識機能を使うと、例えば、洗濯表示のラベルを撮影して「このラベルの意味を教えてください」と尋ねることができます。この機能は日常生活の様々な場面で役立ちます。
使い方の手順
- ChatGPTのアプリを開きます。
- カメラアイコンをタップして画像を撮影またはアップロードします。
- 画像についての質問をテキストで入力し、送信します。
旅行先での情報収集
旅行先で見かけた建物や料理の写真を撮って、その詳細を尋ねることも可能です。これにより、これまで表現が難しかったような検索も一発でできるようになります。
音声対話機能の使い道
音声を使った英会話の練習
ChatGPTの音声対話機能を使えば、英会話の練習が簡単にできます。特に発音の確認や会話の流れを学ぶのに役立ちます。
使い方の手順
- ChatGPTのアプリを開きます。
- 設定メニューから「新機能」を選び、「音声会話」をオンにします。
- ホーム画面の右上のヘッドフォンボタンをタップし、好きな声を選びます。
- マイクアイコンをタップして話し始めます。
子供向けの読み聞かせ
音声機能を使って語学学習や子供向けの読み聞かせに活用できます。特に、発音の確認やリスニングの練習に役立ちます。
まとめ
ChatGPTのマルチモーダル機能は、日常生活やビジネスシーンで幅広く活用が期待でき、生活をより便利にするツールです。
画像や音声を使ったインタラクションが可能になり、より便利で効率的なコミュニケーションが実現すると思います。マルチモーダル機能を活用して、様々なシーンでの課題解決や情報収集を行いましょう。
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