1. Adobe Firefly とは?
Adobe Fireflyは、AI技術を活用して画像生成やテキスト加工を行う、Adobe提供の革新的なWebサービスです。Fireflyは主に、画像生成やテキストのエフェクト生成に注力しており、クリエイターの創作活動をサポートするために開発されました。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
Fireflyは無料で使用可能ですが、制限や有料プランとの差がいくつかあります。
2. Fireflyクレジットと料金プラン
Fireflyクレジットは、Adobe FireflyでAI機能を利用するために必要なポイント制度です。画像生成や画像編集などの機能を利用するたびに、クレジットが消費されます。
補足:
- クレジットは、毎月1日にプランに応じた数にリセットされます。
- 付与されるクレジット数は、契約プランによって異なります。
2-1. クレジットの消費量
Fireflyで消費されるクレジット量は、以下の要素によって異なりますが、2024年5月現在は、内容によらずほとんどの生成が1クレジットの消費となっています。
- 利用する機能:
- 画像生成: 画像のサイズや複雑さによって消費量が異なります。
- 画像編集: 編集内容によって消費量が異なります。
- 生成される画像の解像度:
- 解像度が高いほど、消費量が多くなります。
- その他:
- 利用状況などによって、消費量が変動する場合があります。
なお、最新の消費クレジット量は、Adobeのヘルプサイトで説明されています。
https://helpx.adobe.com/jp/firefly/using/generative-credits.html
2-2. 料金プランとクレジット数
Fireflyは、サブスクリプション型の料金プランで提供されています。主なプランは以下の通りです。
- 無料プラン: 基本的な機能を無料で利用できますが、ダウンロードした画像には透かしが入ります。
- 有料プラン: 機能制限なく、すべての機能を利用できます。
Firefly 無料プラン | Firefly プレミアムプラン | 単体プラン | Creative Cloud コンプリートプラン | |
使えるアプリ | Fireflyのみ | Fireflyのみ | いずれかひとつのアプリ+Firefly | Adobeのほぼすべてのアプリ+Firefly |
生成クレジット | 毎月25 | 毎月100 | 毎月最大500 | 毎月1000 |
月間利用上限に達した場合 | 翌月クレジットがリセットされるまで待つ | クレジットがリセットされるまで、1日あたり2回まで生成を実行可能 | クレジットがリセットされるまでは、生成速度が遅くなる | クレジットがリセットされるまでは、生成速度が遅くなる |
料金/月 | 0円 | 680円/月 | アプリの価格による | 7780円/月 |
料金/年 | 0円 | 6780円/年 | アプリの価格による | 86880円/年 |
2-3. クレジットを使い切ってしまった場合
Fireflyクレジットを使い切ってしまうと、以下のいずれかの操作が必要になります。
- クレジットを追加購入する: 680円の生成クレジットアドオンを購入すれば100クレジットを追加できます。
- クレジットが毎月1日に付与されるのを待つ: 毎月1日に、契約プランに応じてクレジットが付与されます。
4. まとめ
Adobe Fireflyは、AI技術を活用してクリエイティブの可能性を広げる革新的なサービスです。とりあえず使ってみたいという方は、無料プランで基本的な機能を試してみましょう。
また、使い続けていく方は利用頻度や必要な機能を考慮し、自分に合ったプランを選びましょう。特に、日常的にAdobe製品を利用する方は、Creative Cloudコンプリートプランを検討してもよいかもしれません。